- 半年前の予言
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2016.11.11 Friday
半年前にトランプの勝利を確信していた人がいました。
宋文洲さんです。
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http://www.soubunshu.com/article/438292578.html
今回の当選ニュースを受けて、このように発言しておられます。
経営者たるもの全て肝に銘ずべき金言だと思いました。
「国家の指導者はあくまでも企業の社長と同じく自力で道を切り開く
覚悟を
持たなければならないです。そしてあくまでも自分が得するかしないかで
判断しなければならないのです。誰かの仲間と一緒にやれば儲かるとか誰かに
ついて行けば儲かるとかという発想は素人であり最後に損することが多いのです。
商売とはあくまでも一対一の商談で積み上げるのです。TPPに入れば日本は
自動的に輸出が増えるとの発想は業界団体に入れば自動的に売り上げが伸びるとの
思い込みと同じで、甘いのです。
10年もかけて契約書を議論する暇があれば、一軒でも多くのお客様を訪問した方が
結果的に売り上げが伸びるのです。」
- 法人税は高いのか?
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2014.02.23 Sunday経団連の要望で法人税は25%に下げられる情勢です。
消費税を上げる際、経団連はヨーロッパと比較して日本の消費税率が低すぎる、と8%に上がることが決まりました。
しかし法人税を下げるときはアジアと比べて低いといいました。
「法人税が下がれば外国企業がたくさん日本にやってきて東京はアジアのヘッドクォーターになる」
といいます。
今、米国や中国の企業が東京に移動しているでしょうか?
消費税を上げたい時は欧州と比較する。
法人税を下げたい時はアジアと比較する。
規制を緩和したい時は米国と比較する。
決定の過程に違和感を唱える声も聞きません。
その前に...他国と比較しないと何も決めれないんですかね?この国は...
- dwangoが
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2013.12.05 Thursday今月1日から、来春卒業生の就職活動が解禁になりました。
就職氷河期の“氷”も少し溶け出したようですが、今や「一人100社」受ける学生も珍しくないそうで・・・。
バブル入社組の私たち世代には隔世の感があります。
今自分が大学3年生ならいったいどんな活動をするだろうか?と考えると途方に暮れてしまいます・・・。
そんななか、ドワンゴグループが就職希望者から「受験料」を徴収する制度を導入しました。
Webからだとエントリーしやすいこともあり、近年は「記念受験」する学生もいることなどから、
「本気で働きたい人だけに時間をかけたい」と考えた末の作戦だそうです。
ただ、首都圏以外の学生はもともと交通費がかかるので「受験料免除」。
この発表にテレビのワイドショーで「不公平だ」と批判するコメンテータ―の声がありました。
しかし、会社経営は政治とは違います。
ビジネスの世界では、何をいくらで売ろうが自由。
「受験料」も同じで、払いたくない人は受験しなければいいのです。
批判自体がナンセンスで、平等論を持ち出す場面ではありません。
ちなみに、ニコニコ動画を運営する同社だけに、受験料は「2525円」(笑)。
そして徴収した受験料は「奨学金か何かに寄付する予定」だと発表しているので可愛いもんじゃないですか。
さらに、「受験料制度」を導入したことで、解禁日初日からメディアにバンバン取り上げられましたから、 そのPR効果はかなりのものですね。
無料ではなく、「有料」にしたことでニュースに取り上げられるんですからね・・・スゴイことです。
経費かけずに・・・どころか、逆に受験料もらって取材が来て宣伝までしてもらっちゃって・・・
こういうアイデアを出せる会社とそうでない会社は、ますます差がついていくんでしょうね〜・・・。